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Xperia Z3 Tablet Compact 買った。のでやっぱり root 取得。

検索から来られた方へ注意書き。
こちらの記事は古い情報となっており、現在はキューブ実験室さんにて配布されている root キットで取得可能(OS 4.4)です。
わけあって Marshmallow(OS 6.0)にアップグレードする際に [flashtool で 4.4 にダウングレード]→[root キットで取得] を行いましたがイケました。

Xperia Z3 Tablet Compact を root を維持したまま Marshmallow にアップグレード。

先日、MeMo Pad 8(ME180A)が壊れましたが、その後継機として Xperia Z3 Tablet Compact(SGP611JP)を買いました。中古で。
型番がそうですが 16GB モデルです。
MeMo Pad 8 のバックアップが終わってすぐに探し始め、初めてソフマップで買ってみたけど、あそこはグラビアのイメージが強すぎて家電を買うってのにすごい違和感が…。

Z3 Tablet Compact はたまに電機屋で見かけて触ってて、その薄さと軽さとデザインに惹かれてイイなぁ~と思ってたのでメモパッドの後継機としては使う前から満足。
スペック的にも上なので、実際に触ってみると更にうはうは。

そこで、Titanium Backup のデータ移行と、イロイロ弄りたい部分もあるので早速 root 取得しました。

海外で販売されてるモデルには既に Lolipop(OS 5.0)とかが配信されてて、その ROM を焼くだけで最新バージョンに出来る感じでしたが、5.0 での root 取得方法がイマイチ見つけれられず。
他に root 取得済みの Lolipop の ROM もみつけましたが、ちょっと怪しい感じがしたので今回 Lolipop は見送りました。

ここから続き

Z3 Tablet Compact の root 取得前に。

root については下記を参考にしました。

ざっくり言うと[Z3 Tablet Compact を Z3 化] → [root 取る] → [リカバリ入れる] → [Z3 Tablet Compact にもどす] って感じ。

一応、この記事参考にして root 取得しようとしたら失敗したッって言われても責任は一切負えませんのであしからず。

Z3 Tablet Compact の Z3 化。

  1. パソコンの adb 環境が整ってるのが大前提。
  2. まずは Z3 Tablet Compact(以下 Z3TC)とパソコンを接続してドライバをインストール。
    接続するだけでも大丈夫だと思いますが、念のため Sony PC Companion も起動。
  3. 最新版の Flashtool(この時点で Ver 0.9.18.1)をインストール。
    自分もそうでしたが、既に古いバージョンがインストールされてる場合、 firmware フォルダの場所が変わる関係でエラーが出るため、先に firmware フォルダを削除してからインストール。
  4. Flashtool から XperiFirm を起動。
    Flashtool から XperiFirm を起動
  5. 『Z3TC のfirmware(SGP611_23.0.1.A.0.167_1290-3028_R6B.ftf)』と『グローバルモデルの Z3 のfirmware(D6603_23.0.A.2.93_1290-5054_R3B.ftf)』をダウンロード。
    ダウンロードする時はファームウェアバージョンに注意ッ。
    XperiFirm の参考:Flashtoolの使い方 〜XperiFirmとの連携が強化されてftfの作成がカンタンに!〜
  6. xda のスレッドを参考に Wipe・Exclude のチェックを確認して Z3 の firmware を焼くと、見た目は Z3TC の中身は Z3(D6603) の完成。

(↑自分が反射してたのでちょっとボカシ入り。)
この状態で端末を起動すると、Z3TC の画面サイズに Z3 の内容を表示してる関係でイロイロでっかい。
あと、端末の使用状況によっては「問題が発生したため、プロセス「android.process.acore」を終了します。」と出てきます。

自分の場合はまだシステムが Z3TC の頃に、黒猫のウィズ(サブアカ)にログインしようとネットにつないでインストール・ログインしてたら、裏の自動更新で Sony 関係のアプリだったかがモロモロ更新されたせいだと思います。
Z3TC で更新して、システムが Z3 になってもそのデータを読み込もうとするからエラーみたいな?

この場合は「OK」連打してればしばらく出てこなくなるので、その隙に [設定] → [バックアップとリセット] → [データの初期化] でまっさらにするといいです。

Z3 の root 取得。

  1. Z3 の開発者向けオプションをオンにして、その中の「USBデバッグ」「擬似ロケーションを許可」にチェックを入れて「USB経由のアプリを確認」のチェックを外す。
  2. セキュリティの「提供元不明のアプリ」にチェックを入れ「アプリの確認」のチェックを外す。
  3. パソコンと接続。(Z3 になった関係でこの時もっかいドライバがインストールされる。)
  4. ↑の xda のスレッドから『giefroot_v3_sgp611.zip』をダウンロード・解凍して、出来たフォルダ内の install.bat を起動。
  5. 後は待ってれば自動で再起動して root 取得完了。

のはずだったんですが、install.bat を起動したら最後に「Make sure you have enabled "Allow mock locations" in Developer Settings」と出て「Error: device not rooted」。
たぶん「開発者向けオプションの擬似ロケーションを許可にチェック入れてッ。」「エラー:ルートとれんッ。」と。
「擬似ロケーションを許可」にチェックはしてて、3~4回やってみましたがダメでした。

そんな時はコマンドプロンプトで「adb shell」と打ってシェルを起動し「/data/local/tmp/getroot -f 4 > /data/local/tmp/giefrootlog」と入力。
その後 install.bat を起動すればイケます。
実際にこのコマンドでナニを行ったのかが不明なんですが、ログの消去的なのとかかな?
参考:giefroot - rooting tool (CVE-2014-4322)

端末再起動後にアプリ一覧を見てみると SuperSU がいます。

リカバリソフトのインストール。

  1. 『Z3-lockeddualrecovery2.8.15-RELEASE.installer.zip』と『TabZ3C-lockeddualrecovery2.8.15-RELEASE.flashable.zip』をダウンロード。
    ダウンロード先:http://nut.xperia-files.com
  2. 『Z3-lockeddualrecovery2.8.15-RELEASE.installer.zip』を解凍後、端末を接続した状態で install.bat を起動。
  3. 入ってたのが SuperSU なので「1」を選択。
  4. 途中で端末に SuperSU の許可画面が出るので許可する。
  5. コマンド側で「続けるには何かキーを押してください」と出るのでなんか押す。
  6. 端末が自動で再起動してリカバリが起動するので、一旦システムの再起動を選んで再起動。

prerooted した ROM を焼いて Z3 Tablet Compact に戻す。

  1. PRFcreator をダウンロード。
    ダウンロード先:[TOOL] PRFCreator - easily create pre-rooted firmwares
  2. 「FTF File」「SuperSU Zip」「Recovery Zip」にそれぞれ↓を選び、「Include」内全部と「Sign zip」にチェックを入れて「Create」を押す。
    ・SGP611_23.0.1.A.0.167_1290-3028_R6B.ftf
    ・最新の SuperSU
    ・TabZ3C-lockeddualrecovery2.8.15-RELEASE.flashable.zip
    PRFcreator
  3. PRFcreator のフォルダ内に『flashable-signed.zip』が出来てるので、それを端末にコピー。
  4. 端末の電源を落とし、しばらくぼーっとしてからまた電源を入れ、SONY のロゴがでたらボリューム+を連打してリカバリを起動。
    ※ ページ下部に追記しました。
  5. リカバリの「Install Zip」から『flashable-signed.zip』を選びインストール。
  6. システム再起動すれば root が取れた状態で Z3 Tablet Compact が還ってきた ε٩( º∀º )۶з

今回は「Make sure you have enabled ~」の件でなかなか苦労した…。
なにわともあれ Titanium Backup から MeMo Pad 8 のデータを移行できて良かった良かった。
ついでに、OS 4.4 の Xperia なので、Z1f の Xposed モジュールでイロイロやってたこともほぼ流用できるので Xperia で揃えて正解。

動作も快適でマップでスクロールしてもカクカクせず、アプリの切り替えとかもスムーズッ。
あとスリープ時にディスプレイをダブルタップでオンに出来るのはなかなか便利。この機能は Z1f にも欲しい。
Z1 だと↓のカーネル焼けばイケるらしですが、だれか Z1f 用の作ってくれないかな…。
[KERNEL] CTS Kernel [Tap2Wake] Sony Xperia Z1 XDA Forums

気になったのは、中古だったせいか電源ボタンが緩んでて(?)取れそうな勢いでプラプラしてます。
画面オンはディスプレイのダブルタップ、オフはウィジェットでやってるので、使うのは再起動とかシャットダウンくらいと頻度は少ないのでなんとかなってますが…。
中古だったから仕方ないか。

あと、画面が全体的に青よりで、Z1f と並べると「あれ?Z1f の液晶黄ばんでる?」ってくらい違います。
ホワイトバランスを調整して出来るだけ同じようにしてみましたが、なんか違う。まぁ、慣れれば気にならない…とおもう。

あとは落下させないように注意しないと (°ω°)
カバーとかケース、どうしよっかなぁ~。

※2015/8/18 追記
root 状態を維持したまま OS 5.1.1(ファームウェア:23.4.A.0.570)にしました。
※2016/1/18 追記
XZDualRecovery についてまとめました。
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Comment : 6

  1. Snaoki(2015年9月26日 8:44 PM)

    初めまして!
    xperifirmにはZ3TC のfirmware(SGP611_23.0.1.A.0.167_1290-3028_R6B.ftf)』と『グローバルモデルの Z3 のfirmware(D6603_23.0.A.2.93_1290-5054_R3B.ftf)がなくなたので、
    メールで送ってくださいませんか。

  2. うす(2015年12月3日 4:14 PM)

    Z3-lockeddualrecovery2.8.15-RELEASE.installer.zip』と『TabZ3C-lockeddualrecovery2.8.15-RELEASE.flashable.zip』をダウンロード。
    とありますが、現在のダウンロード先のネームの数字が2.8.21となっていますが関係ないですよね?
    御回答していただければ幸いです。

    • chobir(2015年12月3日 4:52 PM)

      うす 様

      ご質問の件ですが、こちらはリカバリソフトのバージョンを示す部分ですので「2.8.21」でも大丈夫かと思われます。

  3. うす(2015年12月3日 5:15 PM)

    そうですよね、ありがとうございました。近日中にもやりたいと思ってます。

    分かりやすい記事と早い御回答、感謝しております!

    • chobir(2015年12月3日 5:26 PM)

      いえいえ、こんなつたない文章でなんかすみません…。
      うまくいくとイイですねッ。

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