Lapbook Air(Windows 10)で通信速度が遅いのが解決した。
少し前に CHUWI の Lapbook Air を買い、快適な Amazon プライムビデオライフを送ってたんですが、ネットの速度が遅いのが気になってました。
正確に言うと速度が遅いって言うより、最初のページ読み込みに時間がかかってました。
例えば Yahoo! のトップページを開くのに10秒近くとか。
いや、ウチ ADSL なんで速度が早いわけでもないですが…。
プライムビデオもそうですが、最初のトップページを表示するのに時間はかかりますが、ウォッチリストとか他のページに移動するのはスムーズで、動画の再生も iPad の頃と変わらないくらいの速度で HD 画質に切り替わってました。(だいたい2~3秒。)
他のノート PC・スマホ・タブレットでは問題はなかったので、Lapbook Air に問題があるってのは分かっておりちょくちょく調べてましたが、それがようやく解決しました。
ここから続き
解決の前にイロイロやったこと。
もちろん現在 母艦にしてる富士通のノート(FMV LIFEBOOK)でやってたことは全部やってました。
- アダプター含めネットワークの設定(IPv6・DNS とか)
- レジストリの編集
- コマンドプロンプトで「netsh int tcp show global」のやつ
- Firefox の「about:config」あたり
それ以前に、不要と思われる Windows 10 の標準機能・サービス・アプリは無効停止削除もしてました。
あと Defender から違うソフトに替えてみたり。
なんでかうまくいったのは、スマホ(Xperia Z5 Compact + IIJmio)のテザリング。
ルーター(RT-AC68U)との相性が悪いのかなぁと、試しにやってみたら問題なく表示されました。
となると、ルーターとの関係?と思いつつ調べてみるも、こんなピンポイントな環境の情報は見つからず…。
『ブラウザ 表示 最初だけ遅い』あたりで調べても良い解決策がありませんでした。
ECN 機能を無効にしたら解決した。
結局コマンドかいッ。
「netsh interface tcp set global ecncapability=disabled」で無効にしたら、今までのはなんだったんだくらいスムーズに表示されるようになりました。
LIFEBOOK と比較してた時に「ECN 機能ってのが enabled になってるけどなんやこれ?」と思って調べてみたら、自分には不要な機能でした。
Windows Server 2012 以降の OS における ECN 機能の既定値の変更について
自己満足に過ぎませんが、どうにか100Mbpsを突破しました
あとで仕事場のパソコンも確認してみたら disabled になっており、netsh 関連の高速化について紹介してるブログやサイトでも ECN 機能については触れてないところが多かったので、だいたいのパソコンは元から無効になってる…?
結果、Lapbook Air の状態は↓になりました。
- CMD
TCP グローバル パラメーター ---------------------------------------------- Receive-Side Scaling 状態 : enabled Chimney オフロード状態 : disabled 受信ウィンドウ自動チューニング レベル : restricted アドオン輻輳制御プロバイダー : ctcp ECN 機能 : disabled RFC 1323 タイムスタンプ : disabled 初期 RTO : 3000 Receive Segment Coalescing 状態 : enabled 非 Sack の Rtt 回復性 : disabled SYN の最大送信回数 : 2 Fast Open : enabled Fast Open フォールバック : enabled ペーシング プロファイル : off
一部はあえて enabled にしており、受信ウィンドウ自動チューニングレベルは前にやったときに「highlyrestricted」だとイマイチだったのでとりあえず「restricted」。
ってか「normal」でも違いはなかったり。
コレで今後は iTunes・プライムビデオに加え、ネットのだら見も捗りそうです (°ω°)
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